目黒蓮が駆け抜けた宇宙Sixの真実|兼任の葛藤と盟友の絆
2026年現在、ドラマや映画の主演をはじめ、国内外のファッションアイコンとしても圧倒的な存在感を放つSnow Manの目黒蓮。そのストイックな表現力と誠実な人間性の土台には、かつてジャニーズJr.時代に所属していた実力派グループ「宇宙Six(うちゅうシックス)」での過酷な下積みと、引き裂かれそうな葛藤を乗り越えた濃密な歴史が存在します。
2019年のSnow Man加入から宇宙Sixとの兼任、そして涙の専任化と宇宙Sixの解散まで、当時の現場では一体何が起きていたのでしょうか。盟友・原嘉孝との切っても切れない絆や、ブログに綴られた魂のメッセージ、そして各メンバーの現在に至るまで、客観的な記録と当時の証言をもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:目黒蓮は2016年から宇宙Sixの最年少メンバー(メンバーカラー:青)として活動し、高いダンス力と舞台度胸を徹底的に磨き上げた。
- 要点2:2019年1月から8月までSnow Manと宇宙Sixを兼任し、極限状態の中で『滝沢歌舞伎ZERO』などの大舞台を両立させた。
- 要点3:8・8祭りでのデビュー決定に伴い宇宙Sixを脱退。その後グループは解散を迎えるも、原嘉孝をはじめとするメンバーとの絆は現在も強固に続いている。
【結成から兼任まで】目黒蓮のジャニーズJr.下積み時代と宇宙Sixの軌跡
目黒蓮がジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)に入所したのは2010年10月30日。長い下積み時代、同期や後輩が次々と脚光を浴びるなか、目黒はバックダンサーとしての立ち位置が続く悔しさを味わっていました。転機となったのが、2016年11月11日、嵐のドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』初日公演での新ユニット「宇宙Six」の電撃発表でした。
宇宙Sixは、卓越したアクロバットとダンススキルを誇っていた「They武道」の江田剛・山本亮太・林翔太の3名に、高身長で将来性を期待されていた松本幸大・原嘉孝・目黒蓮の3名が合流して結成された6人組グループです。目黒蓮はグループの最年少として加入し、当時のメンバーカラーは「青」(Snow Manでは黒)を担当していました。
宇宙Six時代には、激しいダンスナンバーである「UNIVERSE」や、疾走感あふれる「Make My Day」「Shine On」といったオリジナル楽曲を発表。先輩グループのバックを務めながら、単独公演を開催するほどの実力派ユニットとしてJr.ファンから確固たる支持を獲得していきました。目黒は年上の先輩たちに食らいつきながら、表現者としての基礎を貪欲に吸収していったのです。

【兼任期間の壮絶な葛藤】Snow Man加入の真相と滝沢歌舞伎ZEROでの覚悟
2019年1月17日、芸能界に大きな激震が走ります。すでに高い完成度を誇っていた6人体制のSnow Manに、向井康二、ラウール、そして目黒蓮の3名が新加入することが公式発表されました。これにより、目黒蓮は「宇宙Six」と「Snow Man」の2グループを兼任するという、極めて重い十字架を背負うことになります。
目黒蓮がSnow Manへ抜擢された背景には、滝沢秀明氏(当時)からの強い評価がありました。2018年に行われた舞台『滝沢歌舞伎2018』において、負傷したJr.の代役として前日急遽のオファーを受け、見事に完璧なパフォーマンスを披露した勝負強さと対応力が決定打となったと報じられています。
しかし、兼任期間は肉体的にも精神的にも限界を極めるものでした。特に2019年2月〜5月にかけて上演された『滝沢歌舞伎ZERO』(京都・南座および新橋演舞場)では、Snow Manとしての主軸を務めながら、宇宙Sixの単独ライブや嵐のツアーバックのリハーサルを同時にこなす日々が続きました。当時の関係者やメディアの記録によると、目黒は睡眠時間を削り、移動中も両グループの振付動画を確認し続ける壮絶なスケジュールを送っていました。
目黒本人は当時、「どちらのグループも絶対に中途半端にしない」「両方でデビューを目指す」という不退転の決意を語っていました。しかし、グループごとのアイデンティティやファン心理の違いに直面し、計り知れないプレッシャーと闘っていたことは想像に難くありません。
【脱退と電撃解散の真相】2019年8月8日の決断から宇宙Six幕引きの経緯
運命の日となったのが、2019年8月8日に東京ドームで開催された『ジャニーズJr. 8・8祭り 〜東京ドームから始まる〜』です。この歴史的なステージ上で、Snow ManとSixTONESの2020年同時CDデビューがサプライズ発表されました。
デビュー決定に伴い、目黒蓮が宇宙Sixを正式に脱退し、Snow Manへ専任することが発表されました。ステージ上での目黒蓮の宇宙Six脱退理由には、デビューに向けた物理的な専任化の要請と、両グループの将来を見据えた苦渋の決断がありました。発表直後のステージ裏で、宇宙Sixのメンバーたちが目黒を抱きしめ、涙を流しながら「行ってこい!」と背中を押した光景は、Jr.史に残る名場面として語り継がれています。
| 時期・タイムライン | 主な出来事・グループ動向 | 目黒蓮の状況・立ち位置 | メディア・業界の評価 |
|---|---|---|---|
| 2016年11月 | 宇宙Six結成(6人体制) | 最年少メンバー(青色担当) | 実力派ユニットの若手エースとして注目 |
| 2018年3月 | 林翔太が俳優業専念のため脱退(5人へ) | グループ内での歌唱・露出パート増加 | 舞台『滝沢歌舞伎』代役等で評価が急上昇 |
| 2019年1月〜8月 | Snow Manへ加入、2グループ兼任 | 『滝沢歌舞伎ZERO』南座・演舞場を完走 | 過酷な兼任による成長とメンタルの強靭さを実証 |
| 2019年8月8日 | Snow Manデビュー発表に伴い脱退 | Snow Man専任としてデビューへ直進 | ドームでの覚悟の涙とブログの誠実さが大反響 |
| 2020年10月 | 宇宙Sixが電撃解散を発表 | Snow Manとしてミリオンセラーを連発 | メンバー不祥事による連帯責任・苦渋の幕引き |
脱退直後、公式モバイルサイトのブログ「すの日常」で目黒蓮が綴った宇宙Sixへの言及は、ファンの涙を誘いました。そこには、宇宙Sixのメンバーへの尽きない感謝、残された仲間へのリスペクト、そして「自分を育ててくれた宇宙Sixを誇りに思い続ける」という強い決意が、飾り気のない本人の言葉で記されていたのです。
しかし、4人体制となって舞台を中心に活動を続けていた宇宙Sixに、突然の終焉が訪れます。2020年10月4日、メンバーの山本亮太に重大な専属契約違反(一部メディアによる闇スロット通い報道)が確認され、事務所から契約を解除されました。この事態を受け、残された江田剛、松本幸大、原嘉孝が真摯に協議を重ねた結果、「連帯責任としてグループとしての活動に終止符を打つ」という結論に至り、宇宙Sixは解散の道を選びました。

【実態検証】原嘉孝と目黒蓮の「はらめぐ」絆エピソードとファンの熱量
目黒蓮のJr.時代を語る上で欠かせないのが、同期であり同い年の原嘉孝との「はらめぐ」コンビです。2010年10月のオーディション同期である2人は、仕事のない下積み期から常に苦楽を共にしてきました。目黒が自身の容姿やスキルに自信を持てず、辞めようと考えていた時期にも、原は常に隣で叱咤激励し続けたと伝えられています。
「はらめぐ」の絆の深さを示す象徴的なエピソードは枚挙にいとまがありません。宇宙Six時代、シンメトリーとして切磋琢磨した2人は、目黒のSnow Man兼任が決まった際も真っ先に本音をぶつけ合いました。原は後にインタビューで、「寂しさはあったが、あいつのチャンスを全力で応援したかった」と述懐しています。
目黒の脱退後も2人の絆は途切れることがありませんでした。目黒が単独初主演を務めたTBS系ドラマ『トリリオンゲーム』(2023年)では、原嘉孝がゲスト出演を果たし、テレビ画面越しでの公式共演が実現。現場で見せた息の合った掛け合いと、放送後にSNSへ投稿されたツーショット写真は、長年のファンだけでなく一般の視聴者をも熱狂させました。
2026年を迎えた現在でも、バラエティ番組や雑誌のインタビューで互いの名前が自然と飛び出す関係性は健在です。ビジネスライクな仲間を超えた「泥水を共にすすった戦友」としての絆は、エンタメ界でも稀有な人間関係として高く評価されています。
【メンバーの現在と歩み】江田剛・山本亮太・松本幸大・林翔太・原嘉孝の今
宇宙Sixという看板を下ろした後、それぞれのメンバーはどのような道を歩んでいるのでしょうか。各人の経歴と最新の活動状況を整理します。
林翔太は、2018年のグループ脱退後も俳優部門の所属タレントとして数々の本格ミュージカルやストレートプレイに出演。卓越した歌唱力と演技力で演劇界から厚い信頼を得ています。
原嘉孝は、劇団☆新感線の舞台をはじめ、数多くの名作舞台で主演・主要キャストを歴任。テレビドラマや映画への進出も加速しており、実力派バイプレイヤーとして確固たる地位を確立しています。
松本幸大は、持ち前の明るいキャラクターと高い身体能力を活かし、主演舞台を中心に精力的な公演活動を展開。ファンクラブイベントやソロライブなど、ファンとの密なコミュニケーションを継続しています。
江田剛は、2021年6月末をもってジャニーズ事務所を退所。現在は個人で舞台俳優および振付師として活動し、培ってきたダンススキルを後進に指導しながら独自のステージを創り出しています。
山本亮太は、契約解除後に個人での音楽活動やライブ配信、YouTubeなどを通じてソロアーティストとして活動を再開。それぞれが宇宙Sixで培った経験を糧に、異なるフィールドで自己の表現を追求し続けています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「捨てた」わけではない誠実な選択
インターネット上やSNSの一部では、当時の目黒蓮の移籍劇について「Snow Manで売れるために元のグループを捨てたのではないか」といった心ない誤解が散見されることがあります。しかし、当時の客観的な事実や関係者の証言を丹念に追うと、その見方が完全に的外れであることが分かります。
事務所主導の大規模な再編において、Jr.個人の意向だけでグループ脱退や加入が決定されることはありません。目黒自身は兼任当時、宇宙Sixの現場でも誰よりも早く入り、誰よりも遅くまで振付を確認していました。自分自身の露出が増えることで「宇宙Sixの名前を世間に広めたい」と語っていたことは、当時の複数のアイドル誌やインタビュー記録にも明確に残されています。
また、宇宙Sixのメンバー自身が目黒の背中を押し、脱退後も良好な関係を保ち続けている事実こそが、この移籍が誠実なプロセスと深い信頼の上に行われた何よりの証拠です。
【プロの結論】キャリアの二重拘束を乗り越える「覚悟」と心理的バウンダリー
目黒蓮の宇宙SixからSnow Man専任への移行期は、組織心理学やキャリア発達論の観点からも極めて示唆に富むケースです。複数のプロジェクト(グループ)に同時所属する「二重拘束(ダブルバインド)」の環境下では、アイデンティティの希釈や過度の認知的負荷により、バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥るリスクが極めて高くなります。
目黒蓮がこの危機を乗り越え、国民的スターへと飛躍できた要因は以下の3点に集約されます:
- 1. 心理的バウンダリーの明確化:現場ごとに求められる役割(宇宙Sixの最年少弟分 vs Snow Manのビジュアル・歌唱の起爆剤)を明確に切り替えるプロ意識。
- 2. 過去を否定しない誠実なスタンス:所属が変わっても元グループや仲間への感謝を公式に発信し続け、自身のルーツを肯定し続けたこと。
- 3. 批判を実力でねじ伏せる圧倒的コミットメント:加入当初の風当たりに対し、結果(ミリオンセラー、演技での評価)で応えるストイックさ。
ビジネスパーソンが転職や抜擢人事によって環境が激変する際にも、目黒蓮が見せた「義理を欠かさず、しかし前だけを見て退路を断つ」という覚悟の持ち方は、普遍的な教訓となります。
【目黒 蓮 宇宙 six】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:目黒蓮の宇宙Six時代のメンバーカラーは何色でしたか?
A1:宇宙Six時代のメンバーカラーは「青」でした。Snow Man加入後は「黒」を担当しており、グループの移籍に伴ってメンバーカラーが変更された珍しい事例の一つです。
Q2:目黒蓮が宇宙Sixを脱退した本当の理由は何ですか?
A2:2019年8月8日の東京ドーム公演でSnow ManのCDデビューが正式決定したためです。デビューに向けた専任化とスケジュールの兼ね合いから、両立が物理的に不可能となり、苦渋の決断として宇宙Sixを脱退しました。
Q3:宇宙Sixが解散した決定的な理由は何ですか?
A3:2020年10月にメンバーの山本亮太による重大な契約違反(専属契約解除)が発覚したことです。残された江田剛、松本幸大、原嘉孝の3名が話し合いを重ね、連帯責任としてグループ活動に幕を下ろす判断を下しました。
まとめ:下積みという強固な土台が現在の目黒蓮を創り上げた
目黒蓮という稀代のエンターテイナーを語る上で、宇宙Sixとして過ごした約3年間の日々は決して切り離すことのできない重要なピースです。先輩たちに囲まれてダンスや表現の基礎を徹底的に叩き込まれ、兼任の重圧に耐え抜いたからこそ、現在の揺るぎない覚悟と謙虚な姿勢が形作られました。
解散によって宇宙Sixというグループの歴史にはピリオドが打たれましたが、そこで育まれた絆と技術は、目黒蓮をはじめとする各メンバーの心の中で生き続けています。過去の挫折や葛藤をすべて力に変えて歩み続ける彼らの未来に、今後も目が離せません。 (出典: 目黒 蓮 宇宙 six(Yahoo!ニュース))