新選組リアンの現在と解散の真相|メンバー5人の転身と絆の行方
2009年、日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』のプロジェクトから誕生し、日本中に旋風を巻き起こした男性アイドルグループ「新選組リアン」。プロデューサーを務めた島田紳助氏の電撃的な芸能界引退、そして2014年のグループ解散から長い歳月が流れました。デビューシングル『男道』で鮮烈な印象を残した京都発の青年たちは、今どこで、どのような人生を歩んでいるのでしょうか。
現在、メンバー5人は俳優、アーティスト、タレント、そして大手企業のビジネスパーソンへとそれぞれ全く異なる道へ進み、驚くべきセカンドキャリアを築いています。「後ろ盾を失って消えた」という当時の心ない噂を覆し、各自の居場所で確固たる実績を残す彼らの軌跡と、いま明かされる解散の真実を徹底追及します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:榊原徹士は実力派俳優として舞台や特撮で活躍、森公平は吉本を離れアウトドア分野や個人活動を展開、山口純はビジネス界へ華麗に転身するなど、5人全員が自立したキャリアを確立。
- 要点2:電撃解散の真相は不仲ではなく、後ろ盾喪失後に3年間の自力活動を経て「30代を目前にそれぞれの将来を切り拓く」という前向きな発展的決断。
- 要点3:2019年の10周年同窓会をはじめ、解散後もプライベートでの交流は継続しており、グループ名が意味するフランス語の「リアン(絆)」は今も健在。
【2026年最新】新選組リアンメンバーの現在と転身キャリア一覧
京都の大学生や若者を対象としたオーディションで、応募総数約2,518人の中から選ばれた5人のメンバー。彼らの現在の仕事や私生活の動向を追うと、それぞれの個性を生かした見事な転身劇が浮かび上がってきます。
榊原徹士(さかきばら てつじ):スーパー戦隊から本格舞台へ、実力派俳優としての飛躍
グループ随一の甘いルックスで人気を博した榊原徹士は、解散後も芸能界の第一線でキャリアを積み重ねてきました。最大の転機となったのは、2017年の特撮ドラマ『宇宙戦隊キュウレンジャー』におけるスパーダ/カジキイエロー役への抜擢です。子どもから大人まで幅広い支持を獲得し、その後はストレートプレイや大規模ミュージカルへと活動の幅を広げました。
2020年代以降も数々の舞台作品で主要キャストを務め、映像作品でも確かなバイプレイヤーとして存在感を発揮しています。私生活においても節目の話題がファンから温かく見守られており、グループ時代に培ったストイックな姿勢をそのまま演技の世界へ昇華させています。
森公平(もり こうへい):サーターアンダギー兼任を経て吉本から独立、独自のライフスタイルを発信
リーダーを務めた森公平は、新選組リアンと並行して『クイズ!ヘキサゴンII』発のユニット「サーターアンダギー」でも中心人物として活動しました。解散後もしばらくは吉本興業に所属してタレントや舞台活動を継続していましたが、その後専属契約を解消しフリーランスへ転向しています。
趣味のアウトドア、キャンプ、DIYの知見を生かしたYouTubeチャンネルの運営や地域創生プロジェクトへの参画など、肩書にとらわれない柔軟なワークスタイルを確立。気取らない人柄と等身大のライフスタイル提案が同世代の共感を呼んでおり、30代後半から40代を迎える大人のタレントとして新たな境地を開拓しています。
山口純(やまぐち じゅん):最年少メンバーが下した芸能界引退と大手ビジネス界での成功
当時、立命館大学在学中の最年少メンバーとして爽やかな魅力で親しまれた山口純は、グループ解散を機に芸能界をきっぱりと引退しました。多くのファンが去就を気にかける中、彼が選んだのは一般企業への就職という現実的かつ挑戦的な選択でした。
大手一般企業へ就職した山口は、持ち前のコミュニケーション能力と頭脳を生かしてビジネスパーソンとしての階段を着実に駆け上がりました。芸能界特有の華やかさに固執することなく、一般社会のルールの中で結果を出し続ける彼の姿は、元アイドルタレントのセカンドキャリアにおける最も健全で輝かしい成功例の一つとして語り継がれています。
関義哉(せき よしや):音楽プロデュースと地元関西に根差したマルチな表現活動
確かな歌唱力と明るいキャラクターで親しまれた関義哉は、解散後も音楽の道を歩み続けました。シンガーソングライターとしてのソロ活動やボーカルユニットの結成、舞台出演など多角的なエンターテインメントを展開しています。
さらに、出身地である関西圏を中心にライブイベントや舞台の企画・プロデュース事業にも携わり、後進の育成や地域活性化に貢献。自らステージに立つプレイヤーとしての魅力と、全体を統括するプロデューサー視点の双方を兼ね備えたクリエイターとして盤石の地位を築いています。
国定拓弥(くにさだ ひろや):唯一無二の歌声を武器にライブシーンを駆け巡る表現者
グループのメインボーカルとして圧倒的な存在感を放っていた国定拓弥は、解散後も「歌」に対する情熱を失いませんでした。舞台俳優として数々のステージを踏む一方、小規模から中規模のライブハウスでの精力的な音楽活動を継続してきました。
メジャーなマスメディアへの過度な露出よりも、ファンと直接対話できる生演奏の現場を大切にするスタンスを貫いており、芯の通ったアーティストとしての矜持がファンの深い支持を集めています。

【比較一覧】新選組リアン全メンバーの経歴・転身・現在の仕事まとめ
5人が辿った軌跡と現在の到達点を、客観的な事実に基づいて比較表にまとめました。芸能界残留と引退の選択が明確に分かれつつも、それぞれが確固たる自己実現を果たしていることがわかります。
| メンバー名 | 結成時の背景・役割 | 現在の主な職業・活動分野 | 編集部の見解・キャリア評価 |
|---|---|---|---|
| 榊原徹士 | 京都産業大学在学、ビジュアル担当 | 俳優(舞台、ミュージカル、映像) | スーパー戦隊を経て演劇界で確固たる実力派の地位を確立。正統派の成功。 |
| 森公平 | リーダー、ヘキサゴン兼任 | タレント、クリエイター(アウトドア/DIY) | 大手事務所依存から脱却し、個人ブランディングと自然体な発信で支持を獲得。 |
| 山口純 | 立命館大学在学、最年少 | 一般企業勤務(ビジネスパーソン) | 潔い引退決断。タレント経験の対人力を企業社会で武器に変えた理想的モデル。 |
| 関義哉 | 滋賀県出身、ムードメーカー | アーティスト、舞台俳優、イベント企画 | 地元関西を地盤に、プレイヤーとプロデューサーの両面で持続可能な活動を展開。 |
| 国定拓弥 | メインボーカル、歌唱の中心 | 歌手、舞台俳優、ライブ活動 | 音楽の原点に回帰し、ライブ空間を通じたファンとの直接的な絆を最重要視。 |
深イイ話と島田紳助の電撃引退|グループが直面した激動の歩み
新選組リアンの誕生は、2000年代後半のテレビバラエティ全盛期を象徴する出来事でした。『人生が変わる1分間の深イイ話』のスタジオ企画として立ち上がり、「京都の大学生を全国区のスターに育てる」というコンセプトのもと、オーディションの全過程が全国放送されました。
2009年10月にリリースされたデビュー曲『男道』は、オリコンデイリーチャート初登場2位、週間チャートでも3位を記録し、初動売上約4.7万枚を突破。京都・東映太秦映画村で開催された発売記念イベントには数千人のファンが殺到するなど、まさに熱狂的なスタートを切りました。
しかし、栄光の時間は長くは続きませんでした。結成からわずか2年後の2011年8月、グループの絶対的な生みの親であった島田紳助氏が芸能界から電撃引退します。バラエティ番組のバックアップと強力な発言力を一瞬にして喪失したことは、発足間もない若いユニットにとって致命的とも言える打撃でした。
テレビ局の改編とともに番組タイアップは急減し、メディア露出は目に見えて縮小。多くの批評家やネット世論は「年内解散は避けられない」「一発屋として消え去る」と冷ややかに囁きました。しかし、彼らの真の闘いはここから始まったのです。

電撃解散に至った真相|不仲説を覆す「自立」の選択と5年目の決断
世間の大方の予想に反し、新選組リアンは紳助氏の引退後も解散することなく、全国各地での地道なライブツアー、握手会、舞台出演などを泥臭く続けました。プロデューサーの威光を借りた「テレビの申し子」から、自らの足で立つ「現場のたたき上げ」へと変貌を遂げたのです。
そして2014年10月、公式発表として同年12月での解散が告知されました。一部の週刊誌やネット掲示板では「メンバー間の深刻な確執」「事務所との契約トラブル」といった憶測が飛び交いましたが、実際の真相は全く別のところにありました。
関係者の証言や当時のメンバー自身の言葉が示す解散の真相は、「20代半ばから後半に差し掛かり、30代の人生を見据えてそれぞれの道へ自立するため」という発展的な選択でした。強力な後ろ盾が消えた後、彼らは自力で約3年半にわたりグループを維持し、通算5年という節目までやり切りました。「新選組リアン」という看板を惰性で続けるのではなく、個々の人間として次のキャリアへ進むための、極めて理性的かつ前向きな合意だったのです。
この事実を何よりも雄弁に物語るのが、解散後の関係性です。2019年には結成10周年を記念したファンミーティング・同窓会イベントが開催され、芸能界を引退していた山口純を含む5人全員がステージに集結しました。不仲による空中分解であったならば、一般企業に勤める元メンバーが公の場に姿を現すはずがありません。彼らはグループ名の由来となった「リアン(フランス語で絆)」を、解散後も本物の形で保ち続けていたのです。
【実態検証】平成のテレビ発オーディションと令和のタレント生存戦略
新選組リアンが歩んだ航跡を再検証すると、平成から令和へと移り変わる日本のエンターテインメント界の構造変化が見えてきます。
平成中期、特定のプロデューサーや怪物的人気番組が一般人を突如として時代の寵児に仕立て上げる「テレビ発信型シンデレラストーリー」が隆盛を極めました。しかし、この構造には「供給源であるプラットフォームや権力者が消失した瞬間、コンテンツ自体の求心力も急落する」という致命的な脆弱性が内包されていました。
ネット上のファンの声や当時のコミュニティを振り返ると、「紳助さんの番組が終わったら見かけなくなった」という声が大半を占める一方、現場に足を運んでいたコア層からは「テレビで見なくなってからのライブパフォーマンスの方が圧倒的に進化していた」という証言が多数寄せられています。
マスカルチャーの波に乗せられて生まれた彼らが、その波が引いた後に直面したのは過酷なサバイバルでした。しかし、榊原のように正統な演技力を磨いて演劇界に居場所を勝ち取った者、森のようにマルチな発信力で個人ブランドを築いた者、そして山口のように芸能界の経験を糧に実社会で成果を出す者へと分岐しました。彼らは「テレビに作られた虚像」を捨て去り、「個人の本質的な価値」で生き残る術を自力で獲得したと言えます。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「一発屋」のレッテルを剥がす
ネット空間における新選組リアンの評価には、今なおいくつかの根強い誤解が存在します。客観的データに基づいてそれらを正しく是正します。
誤解1:「島田紳助引退と同時に即解散・消滅した」という思い込み
実際には引退直後の2011年秋以降も活動を止めることなく、シングルリリースやライブ活動を継続し、2014年末まで3年以上も活動を継続しました。「後ろ盾を失ってすぐに瓦解した」という風説は明確な事実誤認です。
誤解2:「芸能界を引退したメンバーは挫折した」という偏見
一般社会へ進んだ山口純について「挫折」と捉える見方がありますが、実態は正反対です。有名大学を卒業し、知名度に甘んじることなく20代のうちにビジネス界へ軸足を移した判断は、極めて計画的で賢明なリスク管理でした。現在も会社組織で重要な役割を果たしており、これは「挫折」ではなく「戦略的な転身の成功」と呼ぶべきものです。
誤解3:「メンバー間の不仲で分裂した」という俗説
前述の通り、解散5年後の10周年記念での全メンバー再集結、そして現在に至るまでのプライベートな交流が示す通り、グループ内の結束は結成時から一貫して良好でした。オーディションという競争から始まった関係でありながら、苦難の時期を共に乗り越えたことで、利害関係を超えた戦友としての信頼が醸成されていました。
【プロの結論】カリスマ依存からの脱却に見るキャリア形成の教訓
社会学および組織心理学の観点から新選組リアンの事例を総括すると、現代のビジネスパーソンや若手人材にも通じる極めて深い教訓が見出せます。
強力な上司や親会社、カリスマ的な指導者に引き上げられてスタートしたキャリアは、初期の加速力こそ絶大ですが、依存度が高ければ高いほど庇護者を失った際のショックは甚大になります。心理的バウンダリー(境界線)を引けずに共依存状態に陥った組織は、ボスの失脚と共に脆くも崩壊します。
新選組リアンのメンバーが見せた最大の勝因は、「外付けの推進力が失われた瞬間に、自立のための内発的動機づけへと切り替えたこと」にあります。他人の看板ではなく自分の名前で勝負する覚悟を決めた時、人は真のキャリアを歩み始めます。
【向いている人・おすすめできない人の判断基準】
- 榊原・関・森のような道が向いている人:外部環境が激変しても自分の「表現」や「好きなこと」に固執でき、泥臭い下積みをやり直すレジリエンス(精神的回復力)を持った人。
- 山口のような道が向いている人:過去の栄光や肩書に執着せず、自分の強みを客観視して異なる土俵でゼロから価値を生み出せる、高いメタ認知能力と柔軟性を持った人。
- 慎重になるべき(おすすめできない)人:過去の成功体験や他人の威光にすがり続け、環境の変化を受け入れられずに「かつての栄光」を語るだけで行動を起こせない人。
【新選組リアン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:新選組リアンの解散理由は不仲だったのですか?
A1:いいえ、不仲ではありません。プロデューサー引退後も約3年半にわたり自力で活動を続けた後、メンバー全員が20代後半を迎えるタイミングで「それぞれの将来と自立のため」に前向きに話し合って決断した発展的解散です。解散後もメンバー同士の親交は続いています。
Q2:メンバーの中で結婚している人はいますか?
A2:それぞれのプライベートについては公表状況に差がありますが、グループ活動時のようなアイドル的制約はなく、30代後半から40代を迎える年齢相応の穏やかな私生活を送っています。各メンバーのSNS等でも節目の報告がなされ、ファンから祝福されています。
Q3:榊原徹士さんは現在どのような作品に出演していますか?
A3:2017年の『宇宙戦隊キュウレンジャー』カジキイエロー役で注目を集めて以降、本格的なミュージカルやストレートプレイの舞台を中心に、映画やテレビドラマなど幅広い作品で実力派俳優として活躍しています。
Q4:芸能界を引退した山口純さんは現在何をしていますか?
A4:立命館大学卒業後、芸能界を完全に引退して一般企業へ就職しました。現在は大手企業のビジネスパーソンとして堅実なキャリアを築いており、2019年の結成10周年イベントなどの特別な機会を除き、一般人としての生活を全うしています。
まとめ:解散から時を経て証明された「リアン(絆)」の価値
テレビ番組の企画という、ある種の人為的な仕掛けから始まった「新選組リアン」。プロデューサーの突然の退場という波乱に見舞われながらも、彼らが残した足跡は決して色褪せることはありませんでした。
華やかな芸能界の主役から、現場での泥臭い奮闘、そして一般社会への適応まで、5人が選んだ進路は三者三様です。しかし、誰もが他人のせいにすることなく自らの足で立ち上がり、2026年の今、立派な大人として自活しています。「リアン=絆」というグループ名は、単なる宣伝文句ではなく、激動の時代を共に生き抜いた彼ら自身の生き様そのものとして結実したと言えるでしょう。 (出典: 新選 組 リアン(Yahoo!ニュース))