『母になる』道枝駿佑は何歳だった?沢尻エリカ息子役の抜擢秘話と評判
日本テレビ系で2017年4月期に放送されたヒューマンドラマ『母になる』。誘拐事件によって引き裂かれた家族の絆と再生を描いた本作で、物語の核心を担う息子役として鮮烈なドラマ初出演を飾ったのが、なにわ男子のエースとして確固たる地位を築いた道枝駿佑です。
当時、演技経験がほぼゼロに近い無名の関西ジャニーズJr.だった少年が、なぜ沢尻エリカや藤木直人、小池栄子といった実力派俳優陣が揃う本格派ドラマの主要キャストに抜擢されたのでしょうか。2017年当時の年齢やオーディションの裏側、視聴者の間で巻き起こった演技への賛否、そして現在の飛躍へとつながる軌跡を総力取材で振り返ります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:放送当時の道枝駿佑は14歳(中学3年生)。グループ結成前に関西ジャニーズJr.から大抜擢された俳優デビュー作。
- 要点2:役名は3歳で誘拐され9年ぶりに発見された柏崎広。東西数十人の候補者からオーディションで役を射止めた。
- 要点3:序盤のぎこちなさから終盤の感情爆発まで、難役を生き抜いた経験が現在の高い演技力の礎となっている。
【2017年放送】ドラマ『母になる』道枝駿佑の年齢とデビュー当時の立ち位置
ドラマ『母になる』が放送されたのは2017年4月〜6月のことです。当時、道枝駿佑の年齢は14歳(中学3年生)でした。2002年7月25日生まれのため、撮影クランクイン時は14歳になったばかりという、あどけなさが強く残る時期にあたります。
今でこそ国民的人気グループとなったなにわ男子ですが、グループが結成されたのは本作放送の翌年である2018年秋です。つまり、当時の道枝駿佑はCDデビュー組はおろか固定ユニットにも所属していない、大阪を拠点とする関西ジャニーズJr.のフレッシュな一員に過ぎませんでした。
関西在住のジュニアが東京キー局のプライム帯連続ドラマに主要レギュラーとして抜擢される事例は極めて異例であり、発表当時はエンタメ関係者やファンの間で「あの透明感あふれる美少年は一体誰なのか」と大きな衝撃が走りました。
難役「柏崎広」とは?沢尻エリカ&小池栄子という“2人の母”に挟まれた息子役
道枝駿佑が演じた役名は柏崎広(かしわざき こう)。3歳の春に幼稚園の帰り道で誘拐され、行方不明となってから9年後の13歳に児童養護施設で発見されるという、極めて重厚かつ複雑な背景を抱えたキャラクターでした。
物語の軸となったのは、広を巡る「2人の母」の葛藤です。実の母親であり、突然失った我が子との空白の9年間を埋めようと必死にもがく柏崎結衣(沢尻エリカ)。そして、誘拐された広を偶然引き取り、過酷な境遇の中で本当の我が子のように愛して育て上げた門倉麻子(小池栄子)。
広は、実母である結衣の元へと戻されるものの、長年育ててくれた麻子への情愛を断ち切ることができず、心の奥底に深い孤独と迷いを隠しながら「良い子」を演じ続けます。父親役の藤木直人を含め、ベテラン俳優たちが剥き出しの感情をぶつけ合う中で、道枝駿佑はどこか達観した冷たさと子供らしい脆さを併せ持つ少年を繊細に体現しました。
数百人から選ばれたオーディション秘話と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)との絆
この大役に道枝駿佑が選ばれた背景には、実力で勝ち取った厳しいオーディションの存在があります。制作陣は物語の鍵を握る息子役を決めるにあたり、東西のジュニアを含めた大規模な選考を実施しました。
決め手となったのは、プロデューサー陣の目を一瞬で惹きつけた「圧倒的な透明感」と「憂いを帯びた瞳」でした。技術的な演技力以上に、カメラの前に立った瞬間に漂う儚さや、何を考えているのか読めないミステリアスな佇まいが、誘拐事件の被害者である広のイメージと完全に合致したのです。
また、現場で慣れない東京の撮影に戸惑う道枝駿佑を公私にわたって支えたのが、児童相談所の職員・木戸康助役として共演した事務所の先輩・中島裕翔(Hey! Say! JUMP)でした。中島裕翔は撮影の合間にセリフの掛け合いの練習に付き合ったり、食事に誘って緊張をほぐしたりと、右も左も分からない後輩を兄のように献身的にサポート。この温かい共演関係が、プレッシャーに押しつぶされそうだった若き道枝駿佑の大きな支えとなりました。
棒読み批判を覆した表現力!当時の演技の評判と視聴者のリアルな反響
放送開始当初、視聴者の反応は決して手放しの絶賛ばかりではありませんでした。第1話や第2話の放送直後には、SNS上で「セリフが少し棒読みに聞こえる」「表情が固い」といった、演技経験の浅さを指摘する厳しい意見も散見されました。
しかし、ドラマが中盤から終盤へと進むにつれ、その評価は180度覆ることになります。広という役柄自体が「周囲の大人たちの顔色を窺い、本心を隠して作り笑いを浮かべる少年」だったため、当初のぎこちなさこそが、かえってリアルな不気味さと痛々しさを際立たせていたことに視聴者が気づき始めたのです。
特に第6話以降、育ての親である麻子への募る思いを爆発させるシーンや、実母・結衣に対して本音の涙を流す場面では、感情をむき出しにした魂の演技を披露。ネット上では「道枝くんの涙にもらい泣きした」「回を追うごとに恐ろしいスピードで成長している」と絶賛の声が相次ぎ、ドラマ関係者の間でも将来性を高く評価される決定打となりました。
デビュー作からトップスターへ|『母になる』が道枝駿佑の俳優人生に与えた影響
『母になる』での鮮烈なデビューを経て、道枝駿佑は役者としての階段を急速に駆け上がっていきました。関西ジャニーズJr.時代から『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』や『俺のスカート、どこ行った?』など話題作へ立て続けに出演し、着実に経験値を積み重ねます。
2021年のなにわ男子CDデビュー以降は、ドラマ『消えた初恋』や5代目・金田一一を務めた『金田一少年の事件簿』で主演を担当。さらに2022年の初主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は日本国内のみならず韓国をはじめとするアジア各国で社会現象的な大ヒットを記録しました。
後に道枝駿佑本人はインタビューで、俳優としての原点となった『母になる』の現場について「お芝居の楽しさと難しさのすべてを教えてもらった原点」と振り返っています。沢尻エリカや小池栄子の凄まじい熱量を14歳という多感な時期に間近で体感した経験こそが、現在の芯の通った演技アプローチを育んだと言えます。
現在の視聴方法は?『母になる』の動画配信と再放送の最新事情
「なにわ男子ファンになったので過去の出演作を観たい」「道枝駿佑の原点となった演技をもう一度見返したい」という声は後を絶ちません。現在の視聴ルートを整理しました。
地上波での再放送に関しては、出演者の事情や権利関係の兼ね合いもあり、全話一挙再放送が行われる機会は極めて限定的です。ただし、日本テレビ系列の番組改編期や道枝駿佑の新作主演ドラマ・映画の公開タイミングに合わせ、TVerで期間限定の無料配信が実施されるケースがあります。
定額制の動画配信サービスでは、日テレ系コンテンツを取り扱うHuluで配信ラインナップに並ぶことがあります。確実かついつでも高画質で全話を鑑賞したい場合は、特典映像やメイキングが収録された公式DVD-BOXおよびBlu-ray BOXをチェックするのが最も確実な選択肢です。メイキング映像には、14歳の道枝駿佑が共演者に見せる無邪気な素顔や奮闘する姿が収められており、ファン必見の貴重なアーカイブとなっています。
【母になる 道枝駿佑】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:道枝駿佑が『母になる』に出演していた当時の年齢と学年は?
A1:放送がスタートした2017年4月時点で14歳の中学3年生でした。撮影期間中も14歳で、同年の7月に15歳の誕生日を迎えています。
Q2:ドラマの中での役名と、どんな設定の役柄だった?
A2:役名は柏崎広(かしわざき こう)です。3歳の時に何者かに誘拐され、9年後の13歳になって児童養護施設で保護された後、実の母親(沢尻エリカ)と育ての母親(小池栄子)の間で心が揺れ動く難役でした。
Q3:『母になる』は道枝駿佑にとって本当に初めてのドラマ出演だった?
A3:はい、本作がテレビドラマ初出演であり、俳優としての本格デビュー作です。事務所入所(2014年)から約2年半、関西ジャニーズJr.として活動していた中で掴み取った大抜擢でした。
まとめ:俳優・道枝駿佑の原点『母になる』が今なお語り継がれる理由
ドラマ『母になる』は、単なるアイドルの登竜門的作品にとどまらず、道枝駿佑という稀有な表現者が世に見出された記念碑的な傑作です。当時14歳だった彼が見せた、ガラス細工のように繊細でどこか危うい存在感は、あの瞬間、あの年齢の道枝駿佑にしか出せない奇跡的な輝きを放っていました。
今や国内外を問わず多くの観客を魅了するトップスターへと成長を遂げたからこそ、その原点である柏崎広の葛藤と涙を見返すことには深い感慨があります。まだ観ていない方はもちろん、リアルタイムで視聴していた方も、表現者・道枝駿佑の原初にして最高峰のドラマデビュー作をぜひ再確認してみてください。 (出典: 母 に なる 道 枝 駿佑(Yahoo!ニュース))